松本ESテック株式会社の魅力に迫る!PartⅡ

ギフトボックス

過去の記事でご紹介した松本Eテックの魅力について、PartⅡでは「福利厚生」の魅力をさらに詳しくご紹介します。この記事では昨年度始まり、2月にリニューアルした内容で2年目がスタートした「お誕生日プレゼント企画」の詳細と、改装して若者向き(笑)になった「長作寮」に焦点をあて、アピールポイントや社員の声からその魅力をお届けします。お楽しみに!

さらに楽しみが増えた「お誕生日プレゼント企画」

Happy Birthdayの可愛い文字

社長からの発案で昨年スタートした「お誕生日プレゼント企画」は2年目を迎え、今年も引き続き「鮨割烹こばやしさん」にご依頼しバージョンアップが実現し選択肢が増えました。松本ESテックの社員は以下のプレゼントリストから好きなものを選択できます。その魅力ある内容をお伝えします。

「特製ローストビーフ」

ローストビーフ
イメージ画像

昨年1番人気だった「黒毛和牛の特製ローストビーフ」が今年も引き続きプレゼントリストに登場です。このローストビーフは黒毛和牛の「イチボ」という部位を使い、焼きは炭で仕上げた一品です。社内で行われたランチビュッフェでも提供され大好評でした。とても柔らかく、濃厚な味わいが楽しめます。ローストビーフに添えられた特製野菜ソースはもちろん、「鮨割烹こばやしさん」特製のソースです。

社内イベント!ランチビュッフェを開催しました!

「イチボ」はどの部分?

牛肉の中でも、特に希少で美味しい部位があります。それが「イチボ」です。牛ももの内側のお尻からとれるこの肉は、柔らかく赤身と霜降りのバランスが絶妙で風味が豊かです。一頭から取れる量が少なく限られていることから希少な部位と言われています。お肉屋さんで是非探してみてください。

お魚好きにはたまらない「旬焼きセット」

干物と西京漬け、幽庵漬けのセット

「旬焼きセット」は今年から追加されたプレゼントの一つです。海鮮干物やその素材が一番美味しい旬のものを、西京漬けや幽庵漬けにする事で、更に旨味が凝縮されたお魚の切り身などがセットになり、7〜8人分が詰め合わせなっています。干物は豊洲のこばやしさんが信頼する干物屋へ提供を依頼し、西京漬けや幽庵漬けは「鮨割烹こばやし」自家製の味噌で漬け込んだ、風味豊かな一品です。ちなみに2月お誕生日の社員が受け取った「旬焼きセット」は「ホッケ、キンメ、金華鯖、烏賊」の大きな干物と「鮭、銀鱈」の西京漬け、幽庵漬けでした。ごはんもお酒も進みそうですね!食レポは後日お届けします。

重さにびっくり「霧島豚の特製チャーシュー」

1.5キロのチャーシュー

「中華そばこばやし」で提供されているお店の味を家庭で楽しめます。「霧島豚」を惜しみなく使った、1.5キロのビッグサイズチャーシューがプレゼントリストに追加されました。受け取った社員はそのずっしりとした存在感にびっくりです。そのままスライスでも、細かく刻んで炒飯にしても美味しい!もらった方は是非試してみて下さいね。

こだわりの霧島豚

チャーシュー

「霧島豚(きりしまぶた)」は、宮崎県と鹿児島県にまたがる霧島連山の雄大な自然環境の中で育った、イギリス系バークシャー種の黒豚です。綺麗な水と豊かな緑のなか、一頭一頭野生に近い状態を保ちながら丁寧に育てられた霧島豚の特徴は、「白くきめの細かい脂肪」と、「うまみを豊富に含んだ肉質」で豚肉の最高峰と言われています。

中華そばこばやし

中華そばこばやしの特製中華そば

2024年2月22日 「鮨割烹こばやし」のすぐそばに「中華そばこばやし」がオープンしました。鮨割烹同様、こばやしさんが吟味を重ねた食材とこだわり抜いた下ごしらえから提供される中華そばは、「今まで食べた中でトップクラスのラーメン」と言われるほどの味わいです。

最高級品の本鮪

鮪

「お誕生日プレゼント企画」で提供いただく鮪は「鮨割烹こばやし」のお店で使用している国産の鮪です。こばやしさんは鮪には特にこだわりがあり、その時期で一番良いものを吟味して仕入れています。高級なネタのため、「量より質を」という場合にはお勧めです。鮪へのこだわりなど、詳細は「鮨割烹こばやし」のHPをご覧ください。

鮨割烹 こばやし | 寿司・鮪・日本料理をコースでお楽しみいただけます | 千葉県千葉市にある日本料亭 | 公式HP (sushi-kappou-kobayashi.com)

とても優雅な時間を楽しむ事ができる「お食事ご優待」

こばやしさんカウンター越し

「お誕生日プレゼント企画」のメインである「お食事ご優待」は格安で鮨割烹のお食事を楽しむことができます。4〜5名まで入ることができる個室もあるので、小さい子どもが同伴でも安心です。本来は社員のお誕生日プレゼント企画ですが、家族のお祝いなどで利用した社員もおり、ご家族にも大好評で喜ばれたという事でした。お食事はその日の仕入れた素材を一番美味しい状態でいただける、「お寿司と創作料理」のお任せのコース料理で、色々なものを少しずつ、15~20品(全体量は多めです)いただくことができます。お食事以外にもお店の佇まいや、カウンター越しに見える包丁さばき、食材の説明などもとても楽しく、優雅なひと時を過ごす事ができます。

お財布に優しい癒しの空間「長作寮」

長作寮の全景です

松本ESテックの魅力特集で格安の社員寮としてご紹介した「長作寮」について、寮の始まりとその歴史、使用している社員の移り変わりなどを含め、改めて詳しくご紹介します。

平成2年に始まった寮の歴史

松本ESテック長作寮の写真

幕張に工場が移転した1966年以降、日本は「いざなぎ景気」と呼ばれる景気拡大によって産業界では仕事が溢れ、人手不足が進みます。松本ESテックも例外ではなく、従業員の採用が思う様に進まない中、創業者である「松本兼吉」は当時福利厚生として人気があった「社員寮」と「週休二日制」に着目し、導入に向けて舵を切ります。その頃の地方出身の社員や住まいが遠方の社員は、会社が通勤範囲内に借りたアパートや、創業者の住宅に住み込むなど、点在した状態で生活し、通勤していました。平成元年以降になり有効求人倍率が上昇し始め人手不足が深刻化する頃、松本兼吉は、会社が所有していた高級車が並ぶ閑静な住宅地の土地に「エアコン、ユニットバス、ミニキッチン付きのワンルームアパートタイプの独身寮」を作ります。平成2年から施工が始まった独身寮は平成3年に完成し、鶴岡工場から上京した社員が研修期間中この魅力的な独身寮に入居し、入居者第一号となりました。こうして松本ESテック「長作寮」の歴史が始まります。

その後、幕張工場の前身である小日向工場の近くに構えていた、松本兼吉の家に住み込んでいた社員や、点在して借りていたアパートで暮らしていた社員も、この長作寮に住む様になります。長作寮を福利厚生とすることで、地方からの出稼ぎの人々を受け入れる体制が整い、更に在籍していた従業員の暮らしも豊かになります。当時の寮費は5,000円でしたが、食事補助などもあり、快適な暮らしと手厚いサポートの福利厚生でした。賑やかになった「長作寮」は共有スペースだった食堂を憩いの場として自由に使い、時には寮に住んでいない社員や、親しい人が集まるコミュニケーションの場として利用されていました。

閑静な住宅地

社員寮がある長作地区は当初から高級車と広い戸建て住宅が並ぶ、閑静な住宅地でした。入寮したての元気な若者たちは、静かに暮らしている地域の方々に受け入れていただくため、自治会の運動会や掃除、その他の行事に率先して参加し、親睦を深めました。

入寮社員の移り変わり

創業者と共に松本ESテックを盛り上げて行った当初の入居者は、その任務を終え、第二の人生を歩き始めたり、家庭を持ったりする事で独身寮から巣立っていき、寮に空室が目立ち始めます。その頃モーターコアやコイル製品を運搬する業務を担う、大型トラックを運転する社員が長作寮の入寮条件に当てはまることから、大型トラックドライバー数名が入寮し、再び賑やかさを取り戻します。ドライバー社員のグループは、やがて会社として独立し、松本エクスプレスが誕生します。彼らも松本ESテック社員同様、家庭を持つなどの理由から長作寮を離れ、再び空室が目立つ様になります。

世代交代と共に

寮ができたころのままの部屋
改修工事前の部屋
第一回改修前の室内
第一回改修時の室内

その後会社も従業員も次の世代へとバトンが渡り、「格安」が売り物だった「長作寮」に第一回目の改修工事が入ります。新築当時は主流だった「絨毯じきのフロア」「安全を考慮したコイル式グリル」「壁紙」などを一新し、床は「フローリング調シート」グリルは「IH」に交換、見た目の美しさも整っていきます。

使いやすさと癒しの空間を求めて

改修前のユニットバス
改修前のユニットバス
改修後のトイレとシャワールーム
改修後のトイレとシャワールーム

長作寮の歴史がスタートしてから30年以上経過した昨年、若い世代に好まれる様な内装とデザイン、使いやすさを重視した改修工事プロジェクトが始まります。このプロジェクは指揮を取った取締役が、自ら何度も寮に足を運び、内装業者との度重なる打ち合わせを経て大型改修工事を実現させました。「ユニットバス」は「セパレートタイプのトイレとシャワールーム」へ、キッチンは「引き出し収納」を設置しコンロは「ビルトインのIHコンロ」へ、「押し入れタイプの収納スペース」は「クローゼット」になり、「部屋に洗濯物を干す為の仕掛け」も加わりました。さらに、現代社会では欠かすことのできない「無料Wi-Fi」「宅配ロッカー」の設置や寮の入り口付近の「防犯カメラ」なども追加され、機能性、安全性もプラスされました。

驚きの寮費

第二回目改修後の部屋
第二回目改修工事後の部屋

今回の改修工事を経て、寮費は改定され15,000円になりました。weekly価格ではなく、1ヶ月の寮費です。長作寮は当社の白井工場からは少し距離がありますが、都内への通勤と比較しても通勤時間に大差はなく、寮を利用している従業員のほとんどが白井工場に通勤しています。

社員の声

入社当初の寮費は5,500円と超格安だったので、安すぎて色々な意味で覚悟していました。部屋を見ると綺麗な部屋で、コイル式のコンロはかなりレトロ感がありましたが、エアコンもついていて1ヶ月この価格は驚きで、良い意味で裏切られ気分でした。今どきビジネスホテルでも一泊5,500円では泊まる事はできません。唯一使いにくかった、昔ながらのユニットバスは今回の改修工事でトイレとシャワーが独立し、綺麗で使いやすくなりました。キッチンは少し狭くなってしまいましたが、工夫して使いたいと思います。今回の改修工事後、寮費は高くなりましたが、無料のWi-Fi利用や快適さを考えると、それでも安すぎる価格設定だと思います。

まとめ

会社の写真

いかがでしたか。今回は松本ESテックの福利厚生の中でも今年リニューアルした2つの福利厚生、「お誕生日プレゼント企画」と「長作寮」をご紹介しました。「お誕生日プレゼント企画」は社員の反響を確認しながらブラッシュアップを、「長作寮」は築年数を重ねていきますが、寮に住んでいる社員が気持ちよく過ごせる「癒しの空間」となるよう、管理を続けていきたいと考えています。

松本ESテック株式会社の魅力に迫る!PartⅠ